2024年6月の旅の記録です。ニース空港からのバス・トラム情報はネット上に古いものが多く混乱しませんか? NFC搭載android端末ユーザーの場合Solo(1回乗車券)€1.70をスマホで購入できます。
iPhoneユーザーでも裏技を使えばSolo(1回乗車券)€1.70は購入可能です。
この記事ではSolo(1回乗車券)€1.70の購入方法、ニース城跡公園(キャッスルヒル)のエレベーターへのアクセス等お役立ち情報をお伝えします。
ロンドン・ガトウィック空港からニースへのアクセス
6:05ロンドン・ガトウィック空港発⇒9:10コート・ダジュール空港着
easyJetで運賃は片道£94.47。
時間を有効に使いたくて早朝便を選びました。
easyJetは飛行機に乗る前にバス移動があり、しかもその時間が5分程とかなり長かったです。
この便を使われる方は、早めにガトウィック空港到着が良さそうです。
私は3時間前に着いてスーツケースを預けました。
ロンドンからの小旅行1日目目はニース観光。
2日目はエズ村とシャガール美術館を訪問。その時の記事はこちら↓
空港から市内までのトラムのチケットの購入方法
コート・ダジュール空港からホテルHôtel Nice EtoileまではL2トラムを利用
L2トラムの路線図はこちらです。
出典:Tram 2 station map. (Jesmar [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons)
NFC搭載android端末ユーザーの場合
乗客は皆「La Carte(ラ・カルト)」というICカードを利用していましたが、2024年6月現在、NFC搭載android端末ユーザーなら、空港からでもSolo(1回乗車券)€1.70の購入がスマホで出来ます。
まずLignes d’Azur Tickets と Carte Lignes d’Azur Mobile というアプリを両方スマホにダウンロード。
Lignes d’Azur Tickets アプリを開いたら、画面一番下のメニューから➡➡➡と進み、最後にcontinueを選びます。 (出典はLignes d’Azur Tickets アプリのスクリーンショットです)
次に↓の画面になります。
“Buy and Validate with this phone”
を選択。
アカウント作成無しでチケットは購入できるので、“Continue without account“を選択。
次の画面で“I have read and i accept CGV“を選択。
しばらく待つと”Everything is ready“の画面になるので”Next“を選択。すると↓の画面になります。
有効時間74分の1回乗車券を購入したい時は”Solo“を選択。
1日乗車券を購入したいときは”Pass 1 day“を選択。
続いてクレジットカード情報を入力していきます。
私は空港からホテルまでは1回乗車券を購入。
Port Lympia行きのL2トラムに乗車してJean Médecinで下車。
翌日はエズ村・ニース観光・空港へのトラム移動があったので1日乗車券を選びました。
スマホでのチケット購入は便利でしたが、注意点があります。
多くの乗客が使っているICカードはカードリーダーにかざすと「ピッ」と一瞬で認証が終わりますがスマホのNFC認証には時間がかかります。
緑の認証完了ランプが付くまで、毎回数秒間かざしていました💦
iPhoneユーザーやスマホ決済がうまくいかなかった場合の裏技
・どのターミナル到着であれ、空港ではチケットは買わず、まずはGrand Arenas駅までトラム乗車(ここまでは無料区間)
・Grand Arenas駅の券売機でSolo(1回乗車券)€1.70を購入
・この方法なら、カード登録費用€2はかかりますが、€10のチケットは買わずに済みます。
ニース観光
ホテルでスーツケースを預かってもらった後、ニース城跡公園(キャッスルヒル)へ向かいました。
展望台へのエレベーターの場所(赤いレンガにASCENSEURの表示あり)が分かり辛いので使用を予定している場合、事前にストリートビューで確認しておくと良いと思います。
展望台まで上がると、そこには息をのむほど美しい絶景が待っていました。
オレンジ色の屋根と青い海のコントラストが最高 逆光にならない午前中がおすすめです。
ブーゲンビリアが彩を添えている
迷路のような狭い通りが大好きな私は大興奮
旧市街の窓、ライト、パステルカラーの建物、飾られた花、絵になります。
左: ジャン・メドサン通りで目を引く ネオゴシック様式のノートルダム寺院
右: 旧市街で突然現れる、17世紀に建てられたバロック様式のサン レパラート大聖堂
サレヤ広場の朝市には、美味しそうなフルーツ、野菜が並んでいてぶらぶら歩きが楽しい。
人気のお店”Chez Acchiardo“でランチを頂きました。4,847円。
野菜をくり抜き、詰め物をしたお料理がニースの郷土料理だそう。私にはちょっと量が多かったけど美味しかったです。
プロムナード・デ・ザングレを散歩。「イギリス人の散歩道」という意味です。
ニースはイギリスの富裕層の間で冬の避寒地として非常に人気があったそう。
寒いイギリスを脱出して温暖な地中海性気候を求める気持ち分かります。
イギリスではお目にかからない抜けるような青空
高級ホテル Le Negresco。
1泊で今回の私の旅行の12泊の宿代が吹っ飛びそう💦
サン ニコラ ロシア正教会大聖堂 ケーキの上にのってそうな可愛らしい外観
ロセッティ広場 旧市街に位置する魅力的な広場
左: 市内を走るトラム
右: ラビオリ専門店 Barale Raviolis キッチン付きの宿なら買っていきたい
宿へチェックイン
Hôtel Nice Etoileのロケーションは抜群。ラウンジには電子レンジ、お湯、コーヒー、紅茶サービスもありました。
スタッフも感じがよい方でしたが、バスルームだけが不満。
シャワーに仕切りがなく、トイレと同じ床(タイル)で繋がっていてるという日本人的には抵抗のある構造だったんです。
一泊85.36 EURとリーズナブルだったので文句を言ってはダメですね💦
まとめ
コート・ダジュール空港へ朝早く到着したので、逆光になる前にニース城跡公園(キャッスルヒル)へ到着し、青い海の写真が撮れました。城跡公園へは上りはエレベーター、下りは階段を使い旧市街へ行きました。
また私はNFC搭載android端末ユーザーなので、バス・トラムの切符がスマホで購入が出来て便利でした。