私の経験上、自分の目で見て足で歩くと心に残る旅になります。
私の歩いたアンブルサイドからグラスミアまで湖の北側のパブリック・フットパスは片道1時間半で、アップダウンもほとんどなく子供でも歩ける散歩道でした。
小雨でしたが、全く気にならず感動のウォーキングだったので、その体験をお伝えします。
旅程の参考になれば幸いです。
ロンドンから湖水地方へのアクセス
旅程が確定していた私は、
07:30 ロンドンEuston 駅発 Lancaster経由 10:41 Windermere着のチケットを事前購入。
EustonからLancasterまではAdvance(先得)チケットです。
Trainlineというアプリは、手数料が数百円かかりますが、チケットがメールでQRコードの形で送られてくるのでとても便利でした。
※出典はTrainlineのスクリーンショツト
ウィンダミア駅に到着
予約していた宿 The Ellerayでスーツケースを預かって頂きました。
入口が閉まっていて焦りましたが、建物奥のキッチンにいたの従業員の方に声を掛けたらOKでホッ。
まずはアンブルサイドへバスで移動
コッツウォルズと違って頻繁にバスが出ていて嬉しい
599番、あるいは555番のバスで15分の距離です。
石造りのグレーの建物、とても趣があります。窓枠の白がアクセントとなってお洒落
橋の上に造られた小さな家「ブリッジ・ハウス」
土地の税金を避けるために橋の上に建てられた説も(笑)
アンブルサイドからグラスミアまでのウォーキング開始
湖の北側のパブリック・フットパスをチョイス。
幻想的な霧雨の中のウォーキングは心洗われる思い…。
しっとりした緑が目に優しい。
一枚の絵のような構図の景色が次から次へと現れます。
羊の親子が草を食んでいる美しい牧草地帯。
写真を撮るために何度も立ち止まるので、全然前に進まない💦
The Old School Room Tea Shopで休憩
トマトスープで体が温まります。Wi-Fiも入りお手洗いも借りられ、一息つくことができました。
ここからの渓流の眺めも綺麗でした。
ライダルホール庭園見学
この日は、ライダル・マウント・アンド・ガーデンズが残念ながら休館日。
庭園設計者Thomas Mawsonによって設計されたライダルホール庭園を見学しました。
入場無料とは思えない素敵なお庭です。
ライダル湖が見えてきました。
ジギタリスの群生、グレーの石垣が絵になります。
グラスミアに到着
14:30に到着しました。アンブルサイド出発が12時。Tea Shopで1時間休憩したので、ここまでのウォーキング時間は1時間半でした。
詩人ワーズワースが瞑想に使ったMoss Hutを再現したものだそうです。
ダヴ・コテージ Dove Cottage
ワーズワースと妹のドロシー ワーズワースが住んでいた家。
彼は1799年から1808年までの9年間をここで過ごし、この時期、彼は多くの重要な詩を執筆したそう。
ジンジャーブレッドで有名なお店の前は大行列。
1854年にサラ・ネルソン(Sarah Nelson)によって考案された独自のレシピを使用していて、このレシピは今も秘密なのだとか…。
ワーズワース・ダフォディル・ガーデン Wordsworth Daffodil Garden
ワーズワースの詩「水仙」にちなんで名付けられたガーデン。
ワーズワースの詩を記念するために設計されており、春には一面に水仙が咲き誇るのだそうです。
バス停Heaton Cooper Studioからバスに乗ってウィンダミア駅へ戻りました。
599番、555番と頻繁にバスは出ていました。
ウィンダミアのオスススメの宿
The Ellerayはウィンダミア駅に近くとても便利でした。
特に駅前のBoothsという大型スーパーにはグリルチキンなどの総菜が手ごろな値段で販売されており助かりました。
まとめ
湖水地方の魅力を体験できる風光明媚な景色でのウォーキングは忘れられないものになると思います。
アクセス情報、体験談が旅程づくりの参考になれば嬉しいです。
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