ロンドンからサクッとセブン・シスターズ&ルイスへ日帰り旅行をしてきました。断崖へはバス停から数分と楽チンアクセスです。
そもそもセブン・シスターズってどこ?
イングランド南部イースト・サセックス州にあります。ちなみにドーバー海峡に面しているドーバーの白い崖も同様に白亜系チョークからなる海食崖ですが、別物です。
セブン・シスターズへのアクセス方法
イーストボーン(Eastbourne)から出発するEastbourne Sightseeingという乗り降り自由の2階建オープントップバス利用がとってもお手軽です。しかも予約は必要なし。
出典:Eastbourne Sightseeing
・ロンドンからイーストボーンへ列車で移動
・イーストボーン・ピアまで歩く
・乗り降り自由の2階建オープントップバスに乗車
・Birling GapNTで下車 徒歩数分でセブン・シスターズ
この経路を詳しく説明していきます。
ロンドンからイーストボーンへ列車で移動
まずロンドンからイーストボーン駅まで列車で移動します。
私の場合、Gatwick Airport railway stationから乗車したので、所要時間は1時間ほど。
イーストボーン・ピア 10時発のバスに乗りたかったので、8:26 Gatwick Airport駅発、9:19 イーストボーン駅着の列車を利用しました。
列車のチケット購入はTrainlineというアプリがオススメです。
手数料が数百円かかりますが、QRコードチケットがメールで送られてくるので便利です。
日帰りなので、行きと帰りが同じ日ならどの時間の列車に乗ってもOKなAnytime Day Returnチケットを買いました。
Anytime Day Returnチケットは”You may start, break and resume, or end your journey at any intermediate station along the route of travel”と書かれている通り、切符のルート上にある駅ならどこで乗り降りしても無料です。
つまり私のようにイーストボーン駅へ行く途中にLewes駅がある場合、帰りにLewes駅で途中下車し、観光し再びGatwick Airport行きの列車に乗っても追加料金は発生しません。
以下スクリーンショットの出典:Trainline
イーストボーン・ピアまで歩く
イーストボーン駅からオープントップバスの出ているイーストボーン・ピアまで、カモメの鳴き声を聞きながら15分ほど歩きます。
15分というとちょっと長いかなーと思うかもしれませんが、イーストボーンはイギリス有数のリゾート地。
道沿いにはお土産屋さんやレストラン等お店がずっと続いていて「ランチはどのお店に入ろうかな?」と考えながら歩いているうちに到着しちゃいます。
早く着いたのでピアを散策。その時の写真です。
温暖で老後に住みたい街としてランクインされるのも納得。太陽のキラキラ感がロンドンと違います。
イーストボーン・ピアで乗り降り自由の2階建オープントップバスを待つ
イーストボーン・ピアにあるバス停でEastbourne Sightseeingのオープントップバスを待ちます。
2024年のバスの時刻表はこちら
↓は私の訪問時の時刻表です。
出典:Eastbourne Sightseeing
オープントップバスに乗車
運賃は£11で一日乗り降り自由。乗車の際に支払います。クレジットカードOKでした。
ちなみに私の場合、パスポートの誕生日の記載を見せたらシニア料金適用となり£8でした。
風は強いですが見晴らしの良い2階席は気持ちが良いです。
ウインドブレーカーを持っていくといいかもしれません。
テープで各停車駅での見どころの解説がありました。ベルを押すと次のバス停で停車してくれます。
途中ベル・タウト灯台が見えてきます。映画「007/リビング・デイライツ」で使用されたとか..。
Birling GapNTで下車
出典:Eastbourne Sightseeing
Eastbourne Sightseeingバスのルートです。1番から16番まで巡回してます。
セブン・シスターズに一番近いのは9番のBirling GapNTのバス停です。
私は10時にイーストボーン・ピアを出発したバスに乗車したので、10:25にBirling GapNTに到着しました。
セブン・シスターズまで歩く
バス停からは数分です。
セブン・シスターズの絶景
階段を降りビーチまで歩いた時に撮った写真です。
朝早い時間だったせいか人も少なく、30分も滞在すれば十分でした。
イーストボーン駅あるいはタウンセンターへ
ずっと見てみたかったセブン・シスターズをこの目で見て満足した私は、Birling GapNTのバス停へ戻り10:55発のバスに乗りました。
勿論、もっとゆっくりしたいという場合は次の11:25発のバスで良いと思います。
下はバスから見える緑の丘陵に点在する羊たち……イギリスらしい風景です。
さて11:13にイーストボーン駅にバスは到着しましたが、早めのランチを食べることにした私は次のTown Centreで11:15下車。
ルイス(Lewes)へ移動
ランチ後、イーストボーン駅からアンティークの街ルイス(Lewes)駅へ向かいました。
列車で30分弱で到着です。
ルイス(Lewes)観光
通り抜けが出来るルイス城のBarbican Gate。
外部の防御壁から内部の城壁までの間にあり、敵が門を突破してもすぐに城内に入ることができないように設計されています。
ぶらぶら街歩き
家具、陶磁器、ジュエリー、アートワークなど幅広い商品が揃っているアンティークショップのお店をのぞいたりしました。
まとめ
セブン・シスターズへはEastbourne Sightseeingのオープントップバス利用がオススメです。
事前予約が必要な高額なツアーと違って「明日天気がいいから行こう」と気軽に行けるのがメリット。
歩くのが面倒な方は、ピアまでEastbourne railway stationからバスに乗ることも出来ます。
また電車のチケットによっては、ルイス(Lewes)にも追加料金なしで立ち寄れますよ。
ロンドンの隠れた穴場スポットの紹介はこちら↓