ガイドブックに載っていない一味違う場所をご紹介します。
The HillGarden and Pergola
ハムステッド・ヒースの公園の中にあり、映画やウェディングの会場として使われることもあるとか。造園家トーマス・モーソン（Thomas Mawson）による設計。
もともとは実業家であり慈善家であるウィリアム・リーヴァーの邸宅のプライベートガーデンだったそうです。見事なパーゴラが必見です。
現在はCity of London Corporationの管理下にあり、一般公開されています。
アクセス方法
地下鉄 Hampstead駅 からは徒歩15分、Golders Green駅 から徒歩18分くらいかかります。
バスの場合、210番 あるいは268番を利用。バス停 Inverforth Houseで下車。
そこから徒歩数分で到着です。
私はバスで向かいました。バス停 Inverforth Houseで降りた後、しばらくは道路沿いの歩道を歩きます。
↑ここから左の歩行者だけが入れる小道を歩いていきます。
この場所で立てかけられていた地図が↓
ハムステッド・ヒースが320ヘクタール (790エーカー)と広大な公園である事が分かります。計算したら東京ドームだと68個分
拡大図がこちら↓ 赤丸で囲んだ場所へ向かいます。
予約は必要?
必要ありません。但し前述したように映画やウェディングの会場として使われる事もあるので、事前に公式ページの確認が必要です。
また風が強い日も閉鎖される事があるそうです。開園、閉園時間も月によって異なります。opening and closing timesを必ず公式ページでチェックしておきましょう。
どんな景観なの?
藤やバラなどつる性の植物が効果的に使われています。
円形コラム、バルコニーの欄干がロマンチックな雰囲気を醸し出しています。
私が訪れた時にはカップルがここで前撮り写真を撮っていました。
ロンドンの喧騒から離れ、静かなひとときを過ごせます。
6月の中旬に訪問したので、バラはそろそろ終わりかけでしたが、中世の雰囲気があり隠れ家的なスポットでした。ファンタジー映画のロケにぴったりな場所ですね
広大なハムステッド・ヒースの中にあるため緑が多く、空気が良かったです。
St Dunstan in the East Church Garden
次は教会の遺跡を利用した美しい庭園の紹介です。
歴史を知ると感慨深い気持ちになります。
元の教会:St Dunstan in the East教会はもともと約1100年に建設されました。
しかし、1666年のロンドン大火で大きな被害を受けました。
再建:火災後、教会は部分的に再建され、1695年から1701年にかけてクリストファー・レン（Sir Christopher Wren）によって設計された尖塔が追加されました。
第二次世界大戦:1941年の空襲で再び大きな被害を受け、教会の塔と一部の壁だけが残りました。
庭園への変換:教会は再建されず、1971年に残された遺跡を利用して公園として整備されました。
アクセス方法
Monument あるいはTower Hillが最寄の地下鉄の駅です。
どんな景観なの?
ゴシック建築の建物とつる性の植物の美しいハーモニー。
窓に植物が生い茂り独特の空間が出来上がっています。
公園の設計のセンスがいいですねー
ここはロンドン中心部にあるので、アクセスしやすいと思います。
ベンチもあるので、皆本を読んだり、ランチを食べたり..とのんびりくつろいでいました。
Nelson stair
最後に優雅な階段の紹介です。
ネルソン・ステアは、18世紀後半の有名な建築家であるウィリアム・チェンバーズ（Sir William Chambers）によって設計されました。
チェンバーズはサマセット・ハウス全体の設計も手がけています。
Navy Stairと昔は呼ばれていましたが、ネルソン提督に敬意を表してネルソン・ステアと名前が変更されました。
アクセス方法
サマセット・ハウスの中にあります。私はコートールド・ギャラリーでの絵画鑑賞後に訪れました。
どんな景観なの?
階段の美しい装飾に見とれます。天窓から自然光が入ってくる設計も素敵。
ベストアングルの写真を撮るのが楽しくて行ったり来たり….。
まとめ
以上、ロンドンでインスタ映えする入場無料なスポット３選をご紹介しました。
どの場所も写真映えします。まだあまり知られていない場所なので観光客もほとんどいませんでした。お時間があれば定番ではないこんな場所に出かけてみるのも楽しいと思います。
ロンドン行きの往路便
